日光東照宮

 栃木県日光市にある神社で、江戸幕府初代将軍徳川家康を神格化した東照大権現を祀っています。社名は家康の神号・東照大権現に由来。
 日光東照宮は二荒山(ふたらさん)神社、輪王寺とともに、1999年世界遺産に登録されました。
 余談ですが、「日光」という名称は、「二荒」を「ニコウ」と音読したことに由来しているといわれています。

日光東照宮(陽明門)

日光東照宮(神橋)

日光東照宮(正面)

日光東照宮(神厩舎)

 有名な「三猿」は、神厩舎にある浮彫画面8枚のうちの1枚(幼少期の画)。この8枚に猿の一生が描かれていて、それが人間の一生の過ごし方を説いたものとなっています。三猿すなわち「見ざる、言わざる、聞かざる」は、幼少期には悪事を「見ない、言わない、聞かない」方がいいという教えのことです。

日光東照宮(三猿)