教王護国寺

教王護国寺

 教王護国寺。「東寺」という名前の方がよく知られているでしょうか。東寺真言宗の総本山です。世界文化遺産に登録されています(境内は国指定史跡)。
 京都のお寺といえば、まずはこのお寺とさえ言えるでしょう。京都の旅行ポスター等に使われる写真は、このお寺の五重塔(国宝。木造古塔では日本一高い五重塔)が多いです。
 平安京の守護寺として創建され、後に嵯峨天皇から空海(弘法大師)に下賜されました。
 東寺という名称は、羅城門の東側に位置したことから。かつては西寺もあったようですが、こちらはいつしか衰退し、焼失したそうです。
 京都の主な観光地帯は京都駅以北なので、京都駅より南側にあり、かつての平安京最南端であった教王護国寺は観光客でごった返しているというわけでもなく、古都の風情ある趣を感じさせます。

伏見

 写真は伏見稲荷の「千本鳥居」。
 伏見稲荷は稲荷神社の総本宮とされています。

伏見稲荷

 京都駅以南にはほとんど行ったことがなかったのですが(有名な宇治平等院は修学旅行で行きましたが)、京都観光の中心部からはややはずれているためか、観光商戦の気風があまり感じられず、閑静な地域であったのが良かったです。

伏見の町並み