松本城

松本城

 姫路城、彦根城、犬山城とともに4つの国宝城郭の1つとして知られる松本城。当初は深志城といい、信濃守護家であった小笠原氏が建築したといいます。後に小笠原氏が武田氏に攻められたことで没落し、更に武田氏が滅亡したことで徳川家康の配下となっていた小笠原貞慶がかつての領地を取り戻し、松本城と名が改められたといいます。
 その後も何度か城主が変わるなどして幕末を迎えた松本城は、地盤の脆さや支柱の腐蝕が原因で傾いていたといいます。更に明治期には天守閣が払い下げられかけましたが、地元の有志が買い戻し、現在でも偉容が保たれることとなりました。
 現在 内部は資料館となっており、戦国時代に建てられた城らしく鉄砲の展示品が数多くあります。

開智学校

開智学校

 1873年(明治6年)開校。昭和36年(1961)3月23日、明治時代の擬洋風学校建築としては、日本で初めて重要文化財の指定を受けました。